八千代市八千代緑ヶ丘駅北口(カムザスクエア八千代緑が丘タワーズ)

カムザスクエア八千代緑が丘タワーズ

西武新宿線高田馬場駅へ。東西線に乗り換える。
東西線東葉高速鉄道に直通しているので、そのまま乗っていることにする。
西船橋を越え、しばらくは地下を走るが、トンネルをぬけると、窓外には東葉高速鉄道が開通したおかげでできたような街が広がっている。
八千代緑ヶ丘駅で下車。駅北口にカムザスクエア八千代緑が丘タワーズがある。
東葉高速鉄道が開通したのは、もうバブルが崩壊した頃だが、夢の鉄道とさんざんもてはやされた経緯を思い出すと、北総開発鉄道とともに遅れてきたバブル路線、という気がしないでもない。
開通した当初は、運賃はとてつもなく高いし、別に乗客が多いとも思えないし。がらがらとまではいかないけどあまり利用されてもいないようだったなあ。
勝田台で京成線と接続するが、京成線の乗客を奪ってしまうのでは、と本気で心配されたものだったけど。
逆に、運賃が高すぎる、ということで、東葉高速鉄道を利用しなければならない乗客の心配をする方が現実的だったと思う。
東葉高速鉄道が計画されたときの、あの騒ぎはなんだったんだろう。
とはいえ、こうして駅前に高層住宅も建ち、徐々にではあるが、開発が進んできているのは確かだ。
もっとも、勝田台からさらに延伸して、総武線のどこかの駅に接続、または乗り入れる、なんてことはいくらなんでもないだろうなあ。(たしかに四街道あたりなら千葉駅を経由するよりも早く都心に出られるような気がする)
この先、たぶん、船橋市八千代市のローカル鉄道になっていくだろう。
そして、ゆっくりとなくてはならない住民の足になっていくのかな。(その前に運賃を値下げした方がいいと思うのだが)
(2007年1月記)