京葉線海浜幕張駅南口東側(セントラルパークウエスト幕張シータワー

セントラルパークウエスト幕張シータワ

高田馬場駅から山手線で新宿駅へ。中央線に乗換え東京駅。
また、京葉線に乗り換える。
東京駅での京葉線への乗換えは、動く歩道を何箇所も通っていくほどで、えらく距離がある。
毎日、通勤で使っていると、たいへんかもしれないけど、たまに休みの日に通ると、この不便さが旅情をかきたてるのだ。
京葉線は、都心部をトンネルで抜け、海岸近くになって地上に出る。あとはその東京湾の海岸に沿って、ひたすら千葉県に向かって走っていく。
ディズニーランドを越え、ららぽーとを過ぎると、何もない更地が広がった、と思うと高層ビルが建ち並ぶ幕張新都心に着く。
海浜幕張駅で降りる。
いよいよ幕張新都心だ。
臨海副都心、みなみとみらい、さいたま新都心、そして、幕張新都心。みな、バブルの産物だ。特に幕張新都心は感慨深い。
海浜幕張駅の南口に出て、東側に歩く。
すぐに広大な幕張海浜公園が広がる。
その緑豊かな広い公園の向こう側には住宅団地がある。
その住宅団地に入ると、本当に細部にわたって調和が保たれていて、全体的にきれいに整備されていることがわかる。
その団地の中にセントラルパークイースト幕張パークタワー、およびセントラルパークウエスト幕張シータワー(画像添付)がある。南北に並ぶ事実上のツイン高層住宅だ。
竣工は、バブルが崩壊した後の失われた10年の間、ということらしい。
高層住宅ということで、遠くからでもよく目立つのだが、団地内に入ると、この高層住宅の巨大さは、まったく感じさせない。
バブルの再開発地がいつのまにか新浦安みたいになってしまっていた。
これも時代の流れだろう。
(2007年5月記)