京葉線海浜幕張駅南口(パティオス アバンセ)

パティオス アバンセ

さらに東へ少し歩き、花見川に沿って南へ。
パティオス アバンセがある。とても凝ったデザインの住宅棟だ。
この住宅棟も最近竣工している。
海浜幕張駅から歩いて来たのだが、えらく遠い。本当は、検見川浜駅から歩いてくるべきだったのだろうか。
たしか、バブルの頃の計画では、千葉みなと駅まで伸びている千葉都市モノレールは、そのまま京葉線に沿って西へ延伸し、海浜幕張駅まで達する予定だったと記憶している。
京葉線と二重投資になってしまうので実現することはありえないが。
ただ、海浜幕張駅検見川浜駅の間くらいはあってもいいかな。
もっとも海岸近くの住宅棟はさらに駅から遠いのでしかたがないだろう。
この高層住宅のある幕張ベイタウンで、最も有名なのはクリスマスのイルミネーションだろうか。
バブルが崩壊した後の失われた10年の頃から始まったようだ。
バブルの産物である幕張新都心で、そのバブルが崩壊した後に、美しいクリスマスのイルミネーションが飾られ始める、というのはなんとも不思議な感じだが。
だが、都心集積化された今、その整備されたきれいな街並みを見ていると不思議とは思わないだろう。
クリスマスが近付けば、イルミネーションに彩られた街は、まるで、テーマパークのように目に映るかもしれない。
これなら、駅からの遠い距離を歩くのも苦にならず、むしろ楽しいだろう。
バブルが崩壊して代わりにできたのは、テーマパークのような住宅地だったのかな。
もっとも、自分には関係ないので、この駅からの遠さは、ちょっとつらいのだが。
(2007年5月記)