都営大江戸線六本木駅(東京ミッドタウン・パークサイド)

東京ミッドタウン・パークサイド

大江戸線の入口のある交差点を北東方向へ。
東京ミッドタウンの南側になる。
坂を下っていくことになるが。
東京ミッドタウン・ミッドタウンイーストの東側に東京ミッドタウン・パークサイドがある(工事中がこちら)。
東京ミッドタウンの住居棟になる。
どのビルも似たような外観なので、どれが住居棟かわからなかったが、確かによく見てみると、高層アパート、という感じだ。
それに、最も東南端なら、方角的に見ても住宅棟、ということになるだろう。
このまま坂をぐんぐん下っていくと、檜町公園になる。
東京ミッドタウンができる前にも1、2回通りかかったことがある。
起伏に富み、興趣溢れる、贅沢な公園、という印象が残っている。
今の東京ミッドタウンのあるあたりから、山の斜面のように、急な下り勾配となっていて、そして、ちょうど、檜町公園はその麓のようになっている。
江戸時代には、この公園は、長州藩毛利家麻布下屋敷の「清水園」という庭園であったようだ。
どうりで普通の公園にしては、趣がありすぎる、と思った。
もともとこの場所には、古代から人々が生活していたらしい。
その後、江戸時代、長州藩毛利家の下屋敷ができるまで、どうなっていたのさっぱりわからないのだが。
ただ、赤坂、溜池に向かって突き出た岬のような台地になっていて、見晴らしがよく日当たりもよさそうで環境もよかったのではと思う。
そして、その場所に、今では、巨大ビル群の東京ミッドタウンが建っている、というわけだ。
太古の昔から、もう巨大ビルが建つことが約束されているような不思議な感じがする。
(2007年6月記)