京葉線海浜幕張駅北口(OVTA海外職業訓練センター)

OVTA海外職業訓練センター

千葉駅で千葉都市モノレールに乗り込む。
順番的には千葉そごうに行ってから千葉ポートスクエアに行くべきだったかな。
千葉都市モノレールは懸垂式なのでレールが上にあり、下の景色がよく見える。
千葉港駅に到着し、京葉線に乗り換える。
海浜幕張駅で下車。
北口に出て、そのまま北へ歩く。
最近できたばかりのような、巨大なショッピングセンターのようなマーケットの隣にOVTA海外職業訓練センターがある。
この建物もバブルの頃に竣工している。
いまだに何の施設なんだかよくわからないのだが。
バブルの頃にぼこぼこ建っていった高層ビルの施設のうちの一つなんだろうなあ。
海外職業訓練、というから、海外での仕事のやり方などを学ぶのだろうが、バブルの頃ほど、海外に対して、日本人が自信を持った時代はないだろう。
いまだになんの根拠があって、あんなに自信満々だったのか、不思議な気分だ。
例えば、1ドル、といえば、そこそこな金額に思えたが、それが、100円玉と同じになる、なんて、やはり意識は変わってしまうだろう。
当時、1ドルが、缶ジュース1本と同じ、なんて、笑ってしまったけど。(今でもそうなんだが)
この自信の根幹は、おそらく、高度成長期から安定期のディスカバージャパン、という雰囲気あたりなのかもしれない。
ディスカバージャパンがいつしか、ジャパンアズナンバーワン、になっていくのだ。
あの頃は本気で、世界が日本のようになればと思っていたけど、今ではそんな考えは、微塵もない。
そういえば、お隣の巨大なショッピングセンターのようなマーケットは外資系のようだな。
今は、イオングループに売却されて、イオングループの傘下にあるようだけど。
でも、なんだか、今の日本の海外に対する感覚を象徴しているような気がする。
バブル期以前なら、スーパーが外資系なんて考えられなかった。
(2007年6月記)