京葉線海浜幕張駅南口(ホテルニューオータニ幕張)

ホテルニューオータニ幕張

海浜幕張駅に戻り、今度は南口に。
国際大通りを南へ歩く。
広大な幕張メッセの東側にはホテルニューオータニ幕張がある。
この高層ホテルもバブルの終わり頃にオープンしている。
千葉県の高層ビルは、たいてい、バブルの終わり頃か、つい最近、完成したと思って間違いないな。
さきほど、高架の海浜幕張駅の下をくぐって、南口に出たときに気付いたのだが。
今日、最初に訪れた、外房線鎌取駅で見かけた、いろんな楽器を持った大道芸人ストリートミュージシャン)がいるではないか。
年のころは、もう、3、40歳ぐらいだろうか。
中年というほどではないけど、決して若い、という感じではない。
地元で大道芸、というのはちょっと考えられないけど、まったく関係ない土地からやってきたとも思えない。
ニュータウン外房線鎌取駅から京葉線海浜幕張駅、という流れは、なんとなく、もともと千葉県を知っていなければ、ありえないような気がする。
広場のアスファルトの地面にいそいそと楽器を並べている姿を見かけたとき、その偶然に驚いたのも確かだが、なぜか、やっぱり、という感じもした。
この大道芸人ストリートミュージシャン)が若い頃は、バブルの頃だったのだろう。
そして今でも、こうしてバブルの頃の街並みを演奏しながら、あてどなく渡り歩いているのだろうか。
などと、勝手に想像してしまう。
本当は、ただ、ペデストリアンデッキがあったり、外来者が多かったりする駅前を選んで商売をしているだけなんだろうけど。
さて、もう日が暮れるので、こちらは京葉線を使って帰るとするか。
ちょっとだけ、この大道芸人ストリートミュージシャン)がどんな音楽を演奏するのか興味があったけど、疲れてしまったので帰る方を優先させることにする。
(2007年6月記)