都営大江戸線本郷三丁目駅北口(本郷五丁目計画)

本郷五丁目計画

西武新宿線中井駅都営大江戸線に乗り換える。
途中、都庁前駅で逆方向の車両に乗り換える。
都営大江戸線は地下鉄の山手線になるらしかったが、結局、環状にはならなかったようだ。でも、都庁前駅での乗換えはスムーズなので気にならないけど。
本郷三丁目で降りる。
本郷通りを北へ歩く。通りの東側一帯は、東京大学の敷地となっている。
少し歩いて行くと、本郷通りの東側に本郷五丁目計画の工事現場がある。
本郷通りの東側は、東京大学なのだが、このように、隙間があったりする。そして、その隙間に高層ビルが建とうとしているのだ。
たぶん、東京大学とは、関係ないビルなんだろうけど、ビル群としてみれば、東京大学ビル群に入るのだろう。
なぜなら、もし、この場所に東京大学がなければ、文京山の手の住宅街になっているはずなので、そうなっていれば、高層ビルが建つ、ということはありえないからだ。
それに、この本郷通りには、学生相手の商店街などもあって、やはり、東京大学の街だな、と思ってしまう。
どうせなら、都営大江戸線本郷三丁目の構内のトンネルをもっと伸ばして、東京大学の敷地に直接、出られるようにしたら便利だろう。
さらに、丸ノ内線本郷三丁目駅とは、駅名は同じでも、実際はつながっていないので、一体になるようにすれば、利便性は増すに違いない。
実現するとも思えないけど、明治の頃から鬱蒼とした森に覆われた、古色蒼然とした東京大学のキャンパスも、最近は、ずいぶん様変わりしている。
モラトリアムを過ごしたり、西側の文京山の手と東側の台東下町の間をストレイシープになって、彷徨ったり、なんて、昔語りなのかもしれない。
現代の都市にあっては、大学のキャンパスも情報の集積の場になっていくのだろうか。
もっとも、本当にどうでもいいことなんだけど。
ただ、そうなったら、もっと、オープンになって、近所の住人でも気軽に行き来できれば、面白いかもしれない。
(2007年7月記)