総武線秋葉原駅北口(秋葉原計画)

秋葉原計画

秋葉原に向かう。本当は、丸ノ内線御茶ノ水まで行くのがいいのかもしれないが、それもなんだか、面倒くさいので、歩いていくことにする。
本郷通りを歩く。東京医科歯科大学の北側を過ぎると、湯島聖堂に着く。
江戸時代に、幕府の学校、昌平坂学問所が置かれた。そしてこの学校が後の東京大学につながっていくらしい。
なんとなく、場所的に納得してしまうが。
神田の古本屋街や秋葉原の電気街などは、湯島聖堂とは直接、関係ないが、でも、場所的に影響を受けているような気がしてしまう。
湯島聖堂あたりから、本郷通りは下り坂となり、東側に向きを変える。
この本郷通りを挟んで湯島聖堂の北側には神田明神もあるのだ。
江戸、東京の街の総鎮守、ということだ。
台地が岬のように南にせり出していて、その先端に神田明神はある。そして、東側(むしろ北北東かな)には、上野、浅草、南側には、遠く官庁街があって、たしかに、総鎮守、という感じがする。
現在は、西に東京ドーム、南に神保町、書籍の街、北には、東京大学
そして、東側には、上野、浅草は変わらないけど、そこに、秋葉原電気街が加わった、ということだろうか。
長い下り坂を下っていくと、下りきったところは、秋葉原になる。
さらに東へまっすぐ進む。
秋葉原では、総武線の北側で東西に伸びるメインストリートになる。
南側は、主要な電気店が並び、そして北側は、パソコンの部品を扱う小さな店が点在している。
さらに、進むと南北に伸びる秋葉原のメインストリート、中央通りとの交差点がある。
秋葉原の中心軸、という感じがする。
この交差点の北西側の一画では、秋葉原計画の高層ビルの工事を行っている。
昔はたしか銀行があったように記憶している。
秋葉原でパソコン関係の急な出費があっとときは、いつも、ここの銀行のATMに駆けつけて、お金を下ろしていたっけ。
今では、コンビニでも、お金は下ろせるし。
相変わらず、秋葉原の街は賑やかだが、でも、昔とはずいぶん変わったなあ。
この高層ビルができればさらに変わっていくだろう。
(2007年7月記)