総武線両国駅南口(両国シティコア)

両国シティコア

高田馬場から東西線飯田橋へ。
飯田橋から総武線に乗る。
城東から千葉方面に向かう。
秋葉原を過ぎると下町が広がる。
隅田川を越えると両国駅
江戸時代の、武蔵と下総の二つの国の間なので、両国、ということだ。
南口に出る。
北口には、2棟の高層ビル、NTTドコモ墨田ビル第一ホテル両国がある。
他にも、国技館江戸東京博物館があったり、旧安田庭園横網町公園の緑地があったりする。
しかし、南口はそのままだなあ。
両国予備校とちゃんこ料理屋ぐらいしかない。
さらに南へ歩く。交通量の多い京葉道路が東西に伸びている。
その京葉道路の南側に両国シティコアがある。
竣工は、バブルの終わり頃だ。
たしか、記憶によると、かなり前、同じバブルの頃だろうか。両国駅には30階ぐらいの高層駅ビルの計画があったような気がする。
調べても何も出てこないので、計画にすらなっていないか、記憶違いかもしれない。
わからないが、とりあえずは、両国シティコアが建った、ということだろうか。
この両国シティコアの近くには、回向院があったり、赤穂浪士のクライマックスシーンの舞台、吉良邸跡まである。
両国の街、歴史テーマパークに十分なりそうだが、両国駅とはちょっと離れているのが残念だ。
南口に京葉道路までの駅前広場を作れば、このような両国シティコアと歴史テーマパークの一帯と両国駅との連続性ができて、両国シティコアも存在感を高めるんだろうな。
もっとも、まわりは、住宅地でもないし、オフィス街でもない。
大相撲の興行の時だけ賑やかで、後は静かな場所なのだ。
そういうことで、このままでいいのかもしれない。
(2007年11月記)