銀座線外苑前駅(ワールド北青山ビル)

ワールド北青山ビル

行きは登りだったので、帰りは、下りになって楽になる。
しかもさきほどの歩道橋、低い位置から高い位置に架かっているので、歩道橋の登りもきつくない。
ただ、このまま水平に進んでいけば、駅のホームなのにと思いながら、階段を降りていくのだが。
地上に降り、渋谷駅の地階を通り抜けて西口に出る。
大通りを横断歩道で渡り、マークシティエスカレータで登っていく。
銀座線は地下鉄なのだが、なんでまた、こんなに高いところにあるのだろうか。
それだけ、渋谷駅の周囲が窪地だ、ということなんだろうけど。
それにしても、この渋谷駅構内、立体迷路のようでいまだにどうなっているのかわからない。わからないうちに今度は東口が変化してしまうんだろうなあ。
銀座線に乗り、外苑前駅で降りる。
地上に出ると、秩父宮ラグビー場神宮球場などがあるスタジアム通りとの交差点がある。
このあたりから、青山通りに沿って南西方向へ、青山学院大学ぐらいまでだろうか、が、おしゃれで華やかな通りとなっている。
本当に歩いているだけで、うきうきとした気分になってくる。若ければの話だけど。
しばらく歩き続いていると、青山通りの北側にワールド北青山ビルがある(工事中はこちら)。
最近、竣工した高層ビルだ。
高層ビルまでが、洗練されていて、おしゃれな感じ。
さらに、歩いていく。
表参道の交差点。華やかさは頂点に達する。
人間は、パンのみのために生きるわけではない、ということを実感してしまうほどだ。
でも、ここまでくると、パンがなければ生きていけない、ということも忘れてしまうそうだ。
どんどん歩いて行くと、青山学院大学国連大学。そして、岡本太郎のオブジェが楽しいこどもの城。
なんだか、また、渋谷に戻ってきてしまった。
こうしてぐるぐると渋谷のまわりを巡り続けているのも楽しいのかもしれない。
でも、そういうわけにはいかない。それも少し寂しいが、ほっとするところでもある。
渋谷駅から帰る。こんどこそ渋谷から離れる、ということだな。
(2007年12月記)