都営三田線板橋区役所前駅(板橋三丁目地区防災街区整備事業工事現場

板橋三丁目地区防災街区整備事業工事現

高田馬場から山手線で巣鴨駅へ。
都営三田線に乗り換える。
巣鴨駅は近くに地蔵通り商店街があるためか、華やいだ空気が漂っている。
都営三田線板橋区役所前駅まで行く。
地上に出ると、空は縦横に走る首都高の高架で覆われている。
昼間なのに日が差さないので暗い感じがする。
都営地下鉄三田線の上には、交通量の多い17号線と首都高の高架。その西側に駅名のとおり板橋区役所がある。
さらにその西側には、17号線から分岐し、南へ伸びる交通量の多い山手通りと、また首都高の高架があるのだ。
それに加えて、南側には、山手通りと17号を結ぶ道路とまたしても首都高の高架があったりする。
これでは、まるでインターチェンジの中にいるような感じだ。
だから、以前、訪れたときは、方向感覚をなくし、完全に道に迷ってしまった。
ところで、17号および首都高の高架の方は、いったん、向きを東側に変えるのだが、その曲っている部分の北側に板橋三丁目地区防災街区整備事業の高層ビル計画地がある。
このような場所には、やはり、区役所などの施設や高層住宅などが建っていくのだろうか。
そういえば、この高層住宅計画地あたりから北へ、江戸時代の中山道が伸びていたはずだ。
そして、その先、石神井川に架かる橋から板橋の地名が生まれたようだ。
また、江戸時代の板橋宿も高層住宅計画地あたりから石神井川の北側あたりまでの範囲にあったらしい。
今では、交通量の多い幅広の道路や高速道路の高架のおかげで、あまり住環境はよくないのかもしれないが、実は、歴史的に見れば、由緒のある場所だったのだ。
ならば、歴史的なテーマパークなどになるといいかもしれない。
観光客なども来て賑やかになるかも。
ということで、今度来たときは、ちょっとかつての板場宿でも見てみようかな。
まだ、江戸時代の風情が残っているだろうか。
(2008年1月記)