山手線池袋駅東口(アーバンネット池袋ビル)

アーバンネット池袋ビル

再び、辰巳桜橋で辰巳運河を渡り、辰巳駅へ。
有楽町線に乗り込む。
有楽町線は、都心中心部を抜け、池袋へ。
都心の端から端まで移動したような感じだ。
東口に出て、相変わらず賑やかな、サンシャイン60ストリートに入る。
東へと歩いく。
この通りは、昔から変わらないので、なんか、ほっとするなあ。
サンシャインシティが、もはや、レトロなので、変わらないのだろうか。
やがて首都高池袋線の高架とその下を通る大通りへ。
信号を渡って、さらに東へと歩いていく。
サンシャインシティの北側にアーバンネット池袋ビルがある。
バブルの頃に竣工している。
こうしてみると、都心の中心部から外れたような場所で、そこそこに高い高層ビルは、バブルの頃に建った、という気がする。
こんな辺鄙な場所にも、バブルの勢いでビルが建った、というわけだ。
ところで、サンシャインシティは、巣鴨刑務所の跡地に建っている、ということは知られている。
だが、その巣鴨刑務所の敷地は、どのくらいの広さだったのだろうか。
南側は、サンシャインシティの範囲と同じだが、北側に関しては、春日通りまで広がっていたらしいのだ。
とすると、サンシャインシティは、巣鴨刑務所の南半分だけなのだろう。
そして、残り北半分の中にアーバンネット池袋ビルは建っている、ということだ。
どうりで一帯は、辺鄙な場所なわけだ。
でも、今、まわりを見回してみると、高層住宅だらけになっている。
都心集積化により、辺鄙な場所も中心に組み込まれてしまったのだろうな。
まだまだ、池袋の街は変化していくかもしれない。
(2008年2月記)