都営大江戸線牛込柳町駅(リエトコート夏目坂)

リエトコート夏目坂

西早稲田パークタワーと公園の間に南に一直線に伸びる大通りがある。
いかにも最近開通した、という大通りだ。
たしか、しばらくは、早稲田通りの手前までしか、開通していなかったのだが、いつの間にか、早稲田通りまで延伸されている。
その大通りに入って、北へ歩いていく。
北側は、戸山の山の手、丘陵地になっているので、この大通りは、上り坂、ということになる。
山の手へ一直線、という感じだな。
早稲田通りまで登っていき、東側に少し歩いていく。
東西線早稲田駅のあるところで南へ曲る。
今度は、夏目坂通り。また、上り坂だ。
この上りは、東西に伸びる大久保通りまで続いているらしい。
とすると、この大久保通りは尾根道、ということになる。
夏目坂を登っていくと、遠くに、風呂屋の煙突みたいな、妙に細長い建築物が見える。
大久保通りに辿り着き、大久保通りを東へ。
山の手なのだが、この大久保通りのあたりは、ちょっと下町っぽい。
どんどん歩いて行くと、大久保通りの北側に最近竣工したリエトコート夏目坂がある(工事中はこちら)。
夏目坂を登ってくるとき、遠くに見えた、煙突みたいな建物というのは、リエトコート夏目坂のことだったのだが。
狭い場所に高い住宅棟を建てたので、煙突になってしまったのだろう。
一帯は、山の手のはずなのだが、尾根道、というのは例外的なのかもしれない。
そういえば、高輪台の尾根にもでかい高層住宅が建っていた。
ひょっとしたら、地盤が弱かったりするのだろうか。
本当のところはよくわからないのだが。
だが、実際、大久保通り周辺だけを見てみると、とても、山の手、という感じに見えないことは、確かだ。
もっとも、もっと広く見れば、やはり、山の手なので、このような高層住宅は、もう建つことはないだろうなあ。
50年ぐらい経ったら、珍しいレトロな建築物、ということで、街のランドマークになってるかもしれない。
(2008年3月記)