都営大江戸線本郷三丁目駅(東京大学医学部教育研究棟)

東京大学医学部教育研究棟

白山通りを南に歩いて行くと、再び、都営大江戸線春日駅へ戻る。
都営大江戸線に乗って、本郷三丁目駅へ。
歩いてもいいくらいの距離かもしれないが。
地上に出ると、本郷通りと春日通りとの交差点。
本郷通りを北へ歩く。東側一帯には、東京大学の敷地が広がる。
赤門まで歩くのかな、と思ったら、その手前に入口があった。
さっそく、東京大学の敷地へ。あちこちに建ち並ぶ校舎棟の間を縫うようにして、東へと歩いていく。
少し歩くと、東京大学医学部教育研究棟がある。
最近、方々の大学で建っている、高層の校舎棟の一つ、ということだろう。
東京大学には、他にも、高層ビルとして、東京大学医学部付属病院入院棟がある。
ということで、東京大学には、他には用事はないので、さっさと退散することにする。
また、校舎棟の間をすり抜けるようにして、本郷通りへ出る。
そういえば、何年か前に、東京大学って、どんなところなんだろう、という好奇心に駆られて、東京大学に行ったことがあるな。
御茶ノ水駅、聖橋の上にあるバス停から都バスに乗っていったのだ。
梅雨時だった、と思う。どんよりした天気で、休みの日ということもあり、森閑としていた。
お土産に売店で菓子パンでも買っていこうかと思ったが、やっぱりやめて、上野駅行きの都バスに乗ったのだが。
帰りのバスの中で、そういえば、三四郎池を見るのをすっかり忘れていた、と気付く。
もっとも、じめじめした空模様の下、薄暗そうな池を見る、というのも、あまり気分がよさそうに思えないので、もういいけど。
数年前のことだが、結局、いまだに、三四郎池は見ていない。
そもそも、三四郎池の名前の由来になった小説「三四郎」の主人公、三四郎みたいに文京山の手をうろうろする、ということはないので、縁がないのだろうな。
それに、もう、東京大学に高層ビルが建つことはないので、今後、二度と訪れることはないだろうし。
先を急ごう。
(2008年3月記)