山手線池袋駅東口(パークタワー池袋イーストプレイス)

パークタワー池袋イーストプレイス

少し北側に行き、東西に伸びる春日通りに入り、東に進む。
交差点があり、その南西側にパークタワー池袋イーストプレイスがある(工事中はこちら)。
竣工したばかりの高層住宅だ。
サンシャインシティの北側には、このように、高層住宅が、最近になって、何棟も建ってきた。
だが、今のところ、このパークタワー池袋イーストプレイス以外に、予定はなさそうなのだが。
将来のことはわからないけど。
ちなみに、他の高層住宅としては、セントラルレジデンスシティタワー池袋ヴァンガードタワー、そして、さっき、訪れたライオンズタワー池袋がある。
かくのごとく、一帯は、高層住宅団地みたいになってしまった。
このように平和な景色なのだが、実は、かつて、この場所には、巣鴨監獄の敷地が広がっていたのだ。
巣鴨監獄の敷地は、さらに、南側は、サンシャインシティ、東側は、造幣局あたりまでが、その範囲だったらしい。
今、周りを見渡しても、そんな雰囲気はまったく残っていない。
土地の代々の変遷、というのは、本当に不思議なものだ。
そういえば、巣鴨監獄の前、この場所は、巣鴨村の不毛な土地だったのだ。
あまりに不毛なので、巣鴨監獄を誘致したらしい。
ということは、ここが、不毛な土地でなければ、監獄ができることもなく、そして、高層ビルが建つこともなかったのだろう。
もっとも、今、こうして、高層住宅を見上げていると、そんなことは感じない。
まるで、ずっと前から、こうした街並みが、すでにあったような気がしてしまうなあ。
冬の寒さが、過ぎ去ってしまい、今日のように暖かくなってしまうと、もう寒い日のことなど忘れて、最初っから暖かい、と思ってしまうことと似ているのだろう。
でも、季節は、必ず移り変わる。
この土地もいつかは、また変わっていくことだろう。
次は、どんなふうになっているのかな。
(2008年4月記)