都営大江戸線築地市場駅(浜離宮パークサイドプレイス)

浜離宮パークサイドプレイス

南北線麻布十番駅都営大江戸線麻布十番駅は、いちおう、地下通路でつながっていて、乗換駅、ということになっているが、実はけっこう離れている。
乗り換えるわけではないので、別にいいのだが。
ちなみに、さっきの古川の橋に近い方が南北線の駅、少し北側に歩き、環状3号線まで行くと、都営大江戸線の駅、となっている。
今回は、都営大江戸線に乗るので、ちょっと北に歩き、環状3号線の方まで行って、麻布十番駅へ。
都営大江戸線築地市場駅へ行く。
地上に出ると、目の前には、朝日新聞社の社屋がある。
さらに、築地市場も近くにあるのだが、お店などの類はいっさいない。
築地市場から離れた場所にある、日比谷線築地駅の方が、近くに、魚市場関連のお店が多くあるので、こちらの方が、築地市場に来た、という感じがするな。
だから、一般的には、日比谷線築地駅の方が便利だ。
だったら、なんで、地下鉄の駅が設置されたのだろう、と思ってしまうが。
たぶん、魚市場が豊洲に移転した場合、その跡地を再開発するはずだが、完成した後、最寄り駅として活用するからだろう。
いまは、がらんとしているばかりだが、その頃には、賑やかな街になっているのかもしれない。どうなるかわからないが。
近くにある新大橋通りへ入って南へ歩く。
新大橋通りは、浜離宮に行き当たると、向きを北へと変える。
その向きを変えた部分、通りの南側に浜離宮パークサイドプレイスがある。
竣工は、失われた10年が終わって、都心集積化が始まった頃だ。
都心とはいえ、なんでこんな辺鄙な場所に建っているのだろうと思ってしまうが。
おそらく、築地市場が移転後の跡地の再開発を見越してなのだろうな。
それはいいとしても、小雨が降り続いていて、しかも、肌寒くて仕方ない。
さっきの都営大江戸線築地市場駅へ急いで戻ることにする。
寒々とした風景を見ていると、余計、寒くなる気がする。
(2008年5月記)