京浜東北線大宮駅東口(THE OMIYA TOWERS工事現場)

THE OMIYA TOWERS工事現場

大宮下町3丁目マンション計画工事現場のカモメ通りを挟んで、南西側には、THE OMIYA TOWERSの工事現場がある。
二棟の高層ビルが、東西に並ぶようにして建つらしい。
近くにできる、大宮下町3丁目マンション計画も、たしか、二棟の高層ビルからなる、ということだ。
とすると、これらの高層住宅は、近接しているので、一つのビル群、ということになるだろう。
これで、取り残されていた、古い街にも、再開発の波がやってきた、というわけだな。
もっとも、これ以上、再開発が広がっていくとも思えないけど。
ということで、大宮駅東口の再開発地も見たし、大宮駅へ戻ろうと思う。
だが、炎天下、歩き回ったので、暑くて暑くて、どうにも、戻る気がなくなってしまった。
そして、ひょっとしたら、このまま、南に歩いていけば、すぐに、京浜東北線さいたま新都心駅に着くのでは、という考えが、つい思い浮かんでしまったのだ。
さっそく、カモメ通りを南へと歩き、途中、西に曲り、旧中山道に入って、再び、南へと歩いていく。
やがて、有名な氷川神社の参道の入口、一の鳥居を通過する。
大宮の「宮」は氷川神社のことなので、大宮もここまでなのかな、と思いながら進んでいくのだが。
しかし、歩けども歩けども、さいたま新都心駅は見ることさえできない。
中山道の東側に広大なショッピングセンターがあるあたりで、ようやく、駅らしき建物が見え始める。
このショッピングセンターの端まで行けば、どうやら駅に辿り着くらしい、と判ったのだが、このショッピングセンターがやたらと広大なのだ。
こんな風にして、ようやく、京浜東北線さいたま新都心駅に到着する。
土地勘があって、炎天下でなければ、それほどでもない距離だったろうけど。
でも、そういえば、かつて、この場所は、大宮と与野の中間だったのだ。
ほんのちょっと前まで、さいたま新都心がまだなかった頃だが、大宮の街と与野の街が、こんなにも離れていたのかと、気付かされたような感じがする。
こんなにも隔絶していたからこそ、地方都市、だったのだろうか。
(2008年7月記)