京浜東北線蕨駅西口(蕨駅西口再開発)

蕨駅西口再開発

さいたま新都心駅京浜東北線に乗る。
蕨駅で下車。西口に出る。
少し、西側に歩いてから、南へ曲り、そのまま、南へと進むと、京浜東北線の西側に蕨駅西口再開発の工事現場がある。
この場所には、かなり前から、更地が広がっていたので、何か建つのでは、と思っていたのだが。
ただ、このように工事が始まってみると、想像していたよりも、ずっと南側に建つみたいだ。たぶん、北側、駅の近くには、商業施設が併設されるのだろう。
そんな蕨駅西口なのだが、かなり前に一度だけ、西側を南北に伸びる17号線あたりから、この蕨駅西口まで歩いて来たことがある。
来たことがあるのだが、そもそも、どこから、17号線に辿り着いたのか、あるいは、どの道を通って、蕨駅まで来たのか、今となっては、すっかり、忘れてしまったな。
もっとも、蕨駅に到る商店街の雰囲気は、今でも、よく覚えているけど。
しっかりと歴史を刻んだ、古そうなお店が軒を連ねていて、本当に、どこかの地方の昔からある街並みのような、そんな雰囲気だった。
実際、蕨駅の西側から17号線、中山道にかけては、そうとうに歴史のある一帯であるらしいのだ。
面積が小さいのに、自治体として、独立しているのも、そういう理由からなのだろう。
だから、歴史が、かなり、浅い、川口を中心にして、合併を進め、政令指定都市を作ろうとしても、うまくいかない訳だな。(川口市は市としては、古いそうだが)
そういえば、蕨駅まで歩いた時、途中に、和楽備神社、という、大きくて、華やかな感じの神社があった、と記憶している。
和楽備、という文字は、蕨の元の文字、ということではなく、明治時代の改名によるらしい。
蕨市内の神社を統合したときに、そのような名前に変えた、ということだ。
そんな史実があるなら、ちょうどいい。合併してできる予定の政令指定都市の名前は、和楽備市が妥当だと思うのだが。(武南市とどっちがいいのかな)
蕨の街の持つ、深い歴史を住民が共有できるので、いいと思うんだけど。
やっぱり、だめだろうなあ。
(2008年7月記)