山手線品川駅東口(中日新聞社品川開発計画)

中日新聞社品川開発計画

西大井駅に戻り、再び、横須賀線に乗る。
品川駅で下車。
相変わらず、品川駅は賑やかだな。
もっとも、休みなので、通勤の混雑、という感じの賑やかさではないけど。
混んでいるのも、駅構内や通路に限られているし。
品川駅東口に出る。
ペデストリアンデッキの上は、まだ、その賑やかさが伝わってくるようだが、地上に降りてみると、さすがに、閑散としたものだ。
平日に、何度か、品川駅の東口に来たことあるが、その時は、結構、混んでいたな。例えば、コンビニなんかは、満員状態だったなあ。
やはり、一帯は、オフィス街、ということなんだろう。
いつものように、駅前広場から、東へ一直線に伸びる、ちょっと細い通りへ入る。
まわり中が、再開発され、きれいに整備されてしまった中にあって、ここだけは、なんとなく、取り残された感じがする。
少しだけ、新橋の飲み屋街のような雰囲気もするが。
もっとも、そのような場所を、真っ昼間、こうして、歩く、というのも、妙な感じ。しんとしていて、誰もいないのだ。
むしろ、こういう通りは、昼間、特に休日の昼間は、眠っているのかもしれない。
そして、夕暮れ時から、起きだして、活動を開始し、夜更けに賑やかになっていくのだろう。
そんなことを考えながら、歩いていくと、通りの北側は、広範囲で工事中、となっていた。
中日新聞社品川開発計画、ということらしい。
工事の範囲は、南北に伸びる、旧海岸通りまで及んでいる。
つまり、品川駅から東に伸びる、この細い通りの入口部分だ。
たぶん、工事が完成し、高層ビルが建つと、周りの様相は、一変するのだろうな。
もう、昔日の面影すら、なくなってしまうかもしれない。
だから、昼間、特に今日のような休日の昼間、こんな風に、眠っているこの通りは、静かに眠らせておく方が、いいのかな。
それにしても、次、来るときは、どうなっているのだろうか。
わからない。
(2008年7月記)