小田急線向ヶ丘遊園駅(アトラスタワー向ヶ丘遊園)

アトラスタワー向ヶ丘遊園

小田急相模原駅に戻り、小田急線へ。
都心へ向かう。
向ヶ丘遊園駅で下車。
北口へ出る。東側には、アトラスタワー向ヶ丘遊園
ごく新しい高層住宅だ。さらに言えば、最近、よくある、駅前の高層住宅、ということわけかな。
そのような向ヶ丘遊園駅なのだが、向ヶ丘遊園駅というと、よく覚えているのは、南口にあった、向ヶ丘遊園モノレールだな。
一回だけ、乗ったことがあるのだ。
意外と車内が広かったことや、かなり高い位置を通っていたことや、そんなことが、強く印象に残っている。
そういえば、たしか、記念に切符を残しておいたのだが、いつの間にか、どこかへいってしまった。
モノレール自体が、なくなると知っていれば、大切に保管していたのに。
向ヶ丘遊園モノレールについて、バブル的な発想だが、よく、地図を見て、空想したものだ。
向ヶ丘遊園モノレールを南に延伸して、二つぐらい、駅を設置すれば、便利な通勤路線になるのではないか、とか。
さらに空想は広がる。
もっと、南に延伸すれば、田園都市線の駅、例えば、たまプラーザ駅まで到達する。そうなれば、田園都市線小田急線がつながるではないか。
つながったら、どうなる、というわけでもないけど。
ただ、空想の中では、モノレールが、賑やかな遊園地を巡り、その後は、静かな住宅地の中をゆっくり走る、そんな光景が広がっていたなあ。
そんなこと考えているうちに、バブルは、崩壊。失われた10年
失われた10年が終わってみると、向ヶ丘遊園モノレールどころか、向ヶ丘遊園すら、消滅していた。
時代の流れなので仕方のないことだが。
ところで、向ヶ丘遊園モノレール、向ヶ丘遊園、が消滅した後は、どうなったのだろうか。
それらに代わって、向ヶ丘遊園駅近くに、アトラスタワー向ヶ丘遊園が建った、というわけかな。
(2008年8月記)