山手線浜松町駅（浜離宮インターシティ工事現場）

通りを北へ歩き、古川の南側へ。
階段を登って、さっきの通路へ入る。
通路の中を、どんどん、北へと歩いていく。
通路は、やがて、西側に折れ、山手線を越えて、西側へ。
西側へ出たところで、再び、北へ向かう。
さらに歩いていくと、世界貿易センタービルの東側のペデストリアンデッキに出てしまった。
駅構内の通路を通っても、山手線の東側に出られたわけだな。
知ってしまうと、あっけない感じだ。
かなり前に、駅構内を通ってみようとしたら、東京モノレールの改札に行ってしまい、それ以来、駅の反対側に出るときは、外側に出てから、地下道を使っていたのだが。
もっとも、今さら、わかっても、特に行く用事もないんだけど。
階段を降りて、浜松町駅の北側を東西に伸びる通りへ降り立つ。
その通りを東へ。
山手線の東側に出て、また歩いていく。
南側には、浜離宮公園、北側には、汐留シオサイトの高層ビル群がある。
江戸時代の光景と近未来の光景が、通りを挟んで向き合っている、というのは、いつ見ても、興味深い感じだ。
しばらく進むと、南北に伸びる海岸通りとの交差点。上空には、首都高都心環状線の高架が走っている。
その交差点を渡り、ちょっと進むと、通りの北側には、浜離宮インターシティの工事現場。
汐留シオサイトのビル群が、拡大してきたような感じだな。
ゆりかもめの高架が東側にあるのだが、その高架のさらに東側には、ニューピア竹芝のビル群と施設がある。
こちらは、バブルの終わり頃、完成している。
だからだろうか、ビルの形が、ずいぶんとメルヘンチックなのだ。
昔は、そのような、ニューピア竹芝に、何回か行ったものだ。懐かしく思い出してしまう。
でも、今や、すぐ近くまで、汐留シオサイトのビル群が迫っている。
なにか、懐かしい思い出が、また、さらに、遠くなっていくような気がするな。
（2008年8月記）