中央線御茶ノ水駅(御茶ノ水ファーストビル)

御茶ノ水ファーストビル

高田馬場駅から山手線で新宿駅へ。中央線に乗り換える。
御茶ノ水駅で下車。
駅の西側に出る。
それにしても、昨晩は、ものすごい雨だったなあ。
昨晩だけではなく、何日か前にも、そんな豪雨があったけど。
局地的な雨なんだろうけど、とにかく、なんでもない道路が、川のようになってしまうなんて、初めての経験だ。
今年の夏は、猛暑だったので、その季節の移り変わりも、荒々しいものになってしまうのだろうか。
今日の空も、なにか、不穏な気配のする雲行きだな。
東西に流れる神田川に架かる、御茶ノ水橋から南に伸びる通りを渡り、西へ歩く。
街中に入り、そのまま、西へ進むと、御茶ノ水ファーストビルがある。(工事中はこちら
最近、完成した高層ビルだ。
この場所には、浜田病院という病院があったが、この御茶ノ水ファーストビルの低層階は、浜田病院なので、高層ビルに建て代わった、ということだろう。
この浜田病院もそうなのだが、このあたりには、本当に、病院が多い。しかも、歴史が、かなりある病院ばかり。
たぶん、日本初の山の手、文京山の手が、北側に広がっていることと、関係があるんだろな。
つまり、身近に、上客が多くいる、ということは、重要なことなのだ。
一帯に、学校、教育施設が多いのも、同じ理由なのかもしれない。
一種の情報センター、といったものを形成しているのかもしれない。
そして、このような、施設は、集積化の時代にあっては、巨大な建造物を擁するに到る、というわけだ。
御茶ノ水ファーストビルも、その例には、洩れていないのだろう。
そんなことを考えながら、この高層ビルを見上げていたら、上空を覆う、黒い雲に気付いき、昨日の激しい雨の様が脳裏を過ぎった。
先を急がなければ。
(2008年8月記)