りんかい線国際展示場駅(有明TT計画)

有明TT計画

北へ歩き、南船橋駅に戻る。
京葉線に乗る。
新木場駅で、りんかい線に乗り換える。
たしか、りんかい線京葉線は、乗車運賃の徴収ができないので、相互乗り入れは、していないそうなのだが、それ以前に、あんまり需要はない感じだな。
京葉線の車両が、このまま、りんかい線に入ってしまえば、便利だなあ、と思うのは、自分くらいかもしれない。
現に、新木場駅から、りんかい線は、がらがらだし。
国際展示場駅で下車。
東側へ。ゆりかもめの下を通る道路へ出て、北へ。
首都高湾岸線を越える。
さらに、北側へ。
東西に伸びる通りとの交差点を西に曲がり、そのまま、西へと歩いていく。
有明テニスの森公園の通りを挟んで、北側に、有明TT計画の工事現場がある。
東側には、すでに、着工していて、だいぶ、できあがってきた、Brillia Mare 有明もある。
他にも、すでに、完成している高層住宅が2棟。
このように、何棟も高層住宅が建つと、まるで、高層住宅宅団地みたいに見えるかもしれない。
ただ、これだけ、人口が多くなれば、ショッピングセンターの一つでも、できるはずなのだが、どうも、見当たらないけど。いずれ、どこかに、開業するんだろうな。
今は、ひょっとして、買出しに、ゆりかもめで、豊洲まで、行っていたりするんだろうか。
まわりは、倉庫街しかない。
そして、通りを挟んで、南側には、バブルの頃に完成した、有明コロシアムを擁する、有明テニスの森公園の緑地が広がっているばかり。
この、無計画ぶり、ちぐはぐぶりが、最先端っぽくて、いいのかもしれないな。
そんな、再開発地を見渡していたら、ついに、雨が、ぱらぱらと降り始めた。
さっきは、雲の切れ間も見えたのに。
雷三日、ということもある。先を急がなければ。
戻るとき、ひさしぶりに、有明コロシアムの脇を通って、首都高湾岸線を、コロシアムブリッジで越える。
誰もいない陸橋の上、雨音だけが、響き渡っている。
(2008年8月記)