南北線永田町駅(衆議院会館南棟工事現場)

衆議院会館南棟工事現場

少し南側に歩くと、今度は、衆議院会館南棟工事現場がある。
何故、今頃になって、高層ビルを建て始めたのか、よくわからないが。
ひょっとしたら、世間は不景気なので、有効需要の創設、ということなのだろうか。
あるいは、老朽化、ということもあるのかな。
理由はともかくとしても、今のところ、既存の建物が解体されて、なくなってしまったので、西側の方が開けていて、眺めがいい。
あらためて、高台にいる、ということを、実感してしまうな。
もっとも、既存の建物があった頃、この場所に来たことはないので、以前の景観がどうなっていたのか、わからないが。
ところで、この高層ビルも崖下から建つと思うので、完成したとき、ビル全体を見るには、やはり、国会議事堂のある高台からではなくて、崖下の溜池の方から見ることになるだろう。
そうなると、高台の斜面を、人工の建造物が覆ったような感じになるのだろうか。
そういえば、議員会館と国会議事堂は、地下でつながっている、ということらしい。だから、このような高層ビルになると、高台全体が、人工の建造物みたいになってくるのだろう。
そして、崖下の南側には、すぐ、首相官邸があったりする。
こちらは、どうなっているのかわからないけど、やはり、国会議事堂の方につながっているのだろうな。
こうして見ると、なんだか、昔の子供向け番組に出てきたような、要塞、秘密基地、を思い浮かべてしまう。
ただ、この国会議事堂のある高台が、秘密基地であろうと、なかろうと、自分には、あまり関係ないので、興味もないが。それに、秘密基地、というのは、今に始まったことではないかもしれないし。
とりあえずは、建設工事を始めているので、景気の足しには、なってるんじゃないだろうかな。
(2008年9月記)