山手線東京駅(丸の内トラストタワー本館)

丸の内トラストタワー本館

祝田通りを、さらに南へと歩いていく。
すぐに、丸ノ内線霞ケ関駅がある。
霞ケ関駅丸ノ内線に乗り込む。東京駅で下車。
地上に出ると、東京駅の西側。目の前には、巨大な丸の内ビルが聳える。
なるほど、丸の内を通るから、丸ノ内線なわけだ。
駅前広場を横切り、東へ。JRの線路に沿って、北へと歩いていく。
それにしても、東京駅周辺は、本当に、急激に、巨大ビルだらけになってしまったな。
分相応かどうか、わからないけど。
東西に伸びる永代通りに入り、東へと進む。
JRの高架をくぐり、東側へ。さらに東へと歩く。
南北に伸びる外堀通りとの交差点。
外堀通りに入って、南へ。
しばらくすると、外堀通りの西側に丸の内トラストタワー本館がある。
新しい高層ビルだ。(工事中はこちら
また、東京駅周辺に、巨大ビルが加わる、ということになる。
地方は、すかすかになっていくが、中心部は、このように、どんどん、肥大化していくのだ。
まるで、日本、という枠組みを越えて、東京が、暴走しているようにも見える。
つまり、もはや、ここは、日本の東京、ではなく、世界のTokyo、なのかもしれない。
グローバリゼーション、というやつかな。
でも、世界政府みたいなものがあるわけではないから、世界のTokyoもあるが、やっぱり、同じ場所に、日本の東京もあるはずだ。
では、同じ場所にある、Tokyoと東京、どういう関係で存在しているのだろうか。
ひょっとしたら、昔の発展途上国二重経済みたいな感じで、存在しているのかな。
例えば、目の前に聳え立っている、高層ビル群は、世界のTokyoだけど、100円ショップの店内は、日本の東京、とか。
あるいは、勝ち組ニューリッチは、世界のTokyoで、負け組ワーキングプアは、日本の東京、とか。
どうやら、それが、現実なのかもしれないなあ。
こんな世の中になるとは、思わなかった。
(2008年9月記)