みなとみらい線元町・中華街駅(山下町地区再開発工事現場)

山下町地区再開発工事現場

高田馬場駅から山手線で渋谷駅へ。
東急東横線に乗り換える。
そのまま乗っていると、みなとみらい線へ。
元町・中華街駅で下車。
今日は、ちょっと、肌寒いぐらい。天気もどんよりしているし。
少し前、先週の夜は、8月の猛烈な雷雨の再来だったな。
でも、夏のスコールのような雨ではない。
雨粒が、冷たく重いのだ。まさに、秋の雨。
家に帰り着いた頃には、体の芯まで冷えきってしまった。
ちょっと、早いけど、ストーブを引っ張り出して、冷えた体を温めたっけ。
あの大雨が、季節の変わり目だったのかな。
地上に出ると、東西に伸びる本町通り。
南側は、中華街があり、ちょっと北に行くと、横浜港を望む、山下公園がある。
観光地、横浜の、まさにメインストリートなわけだ。
ということで、観光客が多く集まり、賑わっている、と言いたいところだが、この空模様のためか、ちょっと、まばらな感じもする。気のせいかな。
そんな本町通りを西に歩いていく。
しばらく歩いていくと、通りの北側に山下町地区再開発の工事現場。
賑やかな観光地の中の、一等地なんだけど。
でも、なんとなく、閑散としている。
空には、灰色の雲が垂れ込め、ますます、重苦しい空気だ。
おまけに、冷え冷えとした感じだし。
これでは、観光、という気分には、なれないのかもしれない。
やはり、観光地、というのは、抜けるような青空が必要なのだろうか。眩しい太陽の光が、気分を高揚させてくれるのだ。
たぶん、こんな日、山下公園まで行って、海を見たら、鉛のような、海面が、鈍く動くだけの景色に、意気消沈してしまうかもしれないな。
もっとも、いつまでも、こんな日が続くわけでもない。
季節は変わり、天気も変わるのだ。
次、横浜を訪れたときは、快晴かもしれない。
そして、観光客で、大いに賑わっているかもしれない。
(2008年9月記)