丸ノ内線茗荷谷駅(小石川パークタワー)

小石川パークタワー

高田馬場駅から東西線大手町駅丸ノ内線のホームへ。
各地下鉄路線のホームが、別々なので、かなり歩かなくてはならない。
丸ノ内線に乗り込む。
茗荷谷駅で下車。
丸ノ内線は、地下鉄なのだが、ところどころで、地上に出ている部分がある。
茗荷谷駅は、その地上に出ている部分の一つなのだ。
だから、ホームに出ると、太陽の光が眩しい、ということは、予想していたのだが。
でも、けっこう、やっぱり、眩しい。
そういえば、今日は、秋晴れ、快晴なのだ。抜けるような青空。眩しいけど、本当に気持ちのよい日和だな。
改札を通って、春日通りに出る。
茗荷谷、という駅名から、谷地を連想してしまうが、実際、谷は、南側の方で、駅のある、春日通り一帯は、高台、文京山の手が広がっている。
春日通りを東の方へ、のんびりと歩いていく。
ぽかぽかと暖かい、まさに、小春日和の天気。山の手には、こういう、日和が、よく似合うものらしいな。
もっとも、こんな、のんびりしたところに住んでいたら、人生観、変わってしまうだろうな。そんな感じがする。
しばらく、歩いていくと、北へ幅広の通りが、伸びている。
播磨坂桜並木、という通り。
幅広な通りなのだが、中央部分が、並木のある遊歩道になっている。人工の小川も流れていて、細長い公園、といったところかな。
その播磨坂桜並木の通りに入り、北へ歩く。
しばらくすると、通りの東側に、小石川パークタワーがある。
竣工は、バブルの頃だ。
こんな山の手に高層住宅が建つ、なんて、今では、まったく、考えられない。
昔は、山の手だけでなく、全体的に、小春日和のような感じだったから、こういう場所にも、高層住宅が、建ったのかもしれないな。
ということは、全体的に、のんびりした時代など、もう来ない、ということだ。
(2008年11月記)