丸ノ内線茗荷谷駅(小日向プロジェクト)

小日向プロジェクト

小石川パークタワーの目の前にある、播磨坂桜並木の通り、実は、かつて、別の名前があったらしい。
環状3号線、というのが、その名前なのだが。
ということは、この道路、環状道路なので、予定としては、都心をぐるりと周回する道路の一部、ということになる。
実際、環状3号線は、西側は、外苑東通り、東側は、三つ目通り、北側は、言問通り、とかなりの部分は、すでに、開通している。
だが、文京山の手の、この一帯だけ、わずか、数100メートルの、この播磨坂桜並木通りしか、開通していないのだ。
それどころか、この道路の中央部分は、並木道が通り、小川まで流れていて、道路全体が、細長い公園のようになっている。
ということは、もはや、道路の両端を延長して、外苑東通り、及び、言問通りと接続、環状道路を完成させる、ということは、断念したのだろうな。
たぶん、もし、環状3号線を開通させるとすると、地下を通す、ということになるに違いない。そこまで、交通事情は、逼迫していないので、この先も、ずっと、このまま、だと思うけど。
それなら、いっそのこと、すぐ東側には、小石川植物園があるので、播磨坂桜並木通りを、小石川植物園とくっつけてしまえば、便利な気がするが。
春日通りから、桜並木を通っていくと、その先には、小石川植物園がある、というのも、いいかもしれない。
そんなことを考えながら、春日通りに戻り、少し、東に進むと、春日通りの南側に小日向プロジェクトがある。
春日通りの南側は、崖下になっていて、その崖の下の底の部分を、丸ノ内線が走っているのだが、その崖っぷちに、高層住宅が建つらしい。
この高層住宅、崖の下から建つのか、上に建つのか、通りから見た限りでは、ちょっと、わからないけど。
わかっているのは、こんな場所に建つ高層住宅でも、おそらく、この一帯では、最後の、高層住宅になるだろう、ということぐらいかな。
(2008年11月記)