東急東横線武蔵小杉駅(横須賀線新駅工事現場)

横須賀線新駅工事現場

さっきの、コップから水が溢れる喩え、バブル崩壊や、今回の、サブプライムローン問題にも、通じるな、と思いついた。
そういえば、東急東横線の、おしゃべりの一団、山の手っぽい感じがしたので、資産運用なんかに、長じているように見える。
だとすると、ネタ元は、逆で、むしろ、サブプライムローン問題で、さんざん、使っていた表現だったのかもしれない。
それで、花粉症の話にも、つい、その比喩表現を、応用してしまったのかな。
どっちでもいいけど、あんまり、楽しい話題ではない。
ただ、ちょっと、気掛かりなのは、日本の人口が、増えているわけでもないのに、こんな風に、武蔵小杉に、ぼこぼこと、高層住宅が建つ、というのは、コップに、水を注ぎ込んでいるのと、同じなのかな、ということだけど。
ますます、不安な気持ちになってしまう。
気を取り直して、通りを、北へ。東西に伸びる道路に入って、東へと歩く。
すぐに、横須賀線の高架。
その、横須賀線の高架の、北側を見ると、新駅の工事現場が遠くにある。
なるほど、日本の人口が増えなくても、このように、インフラの整備をしているので、武蔵小杉だけは、人口が増える、と見込んでいるわけか。
たしかに、横須賀線を使えば、品川駅、東京駅に行くには、相当、便利だ。さらに、新宿湘南ラインも、横須賀線の線路を通っているので、新宿に行くのも、一本でよくなる。
最小限の設備投資で、最大限の効果をあげる、ということかな。
でも、現状で、新宿駅にも、品川駅にも、東京駅にも、便利とは言えないが、行けるわけで、あんまり、生産的な感じがしないな。
だったら、なんで、そのような設備投資をやるのだろう。
それは、武蔵小杉に高層住宅が建って、人口が増えたから、だろうか。
おかしいな。原因と結果、が、いつの間にか、摩り替わっている。
あんまり、深く、考えないことだな。
(2009年4月記)