副都心線西早稲田駅（西早稲田駅前）

箱根山を下り、森の中、坂道を下っていく。
さっき、来た道に戻り、西へ。
本当は、新宿方面に行くなら、街中を、南へと進んでいけば、いいのだが。
今回は、もう一つの、目的があるので、敢えて、明治通りに向かう。
明治通りに出て、ちょっと、北へ進む。
すぐに、副都心線の西早稲田駅。
副都心線と言えば、去年の今頃、開通したんだったな。
だが、未だに、乗っていないのだ。
ということで、今回、乗ってみることにする。それが、もう一つの目的なんだけど。
それにしても、信じられないなあ。
学生の頃、新宿へ行くために、ぶらぶら、歩いていた、明治通りに、地下鉄が通るなんて。
もっとも、学生の頃は、お金がなくて、歩いていたわけで、その頃に、地下鉄があったとしても、乗らなかっただろう。
それに、今、利用するとしても、高田馬場駅からは、かなり、離れている。
せめて、もっと、北側、早稲田通りあたりにあれば、いいのだが。それでも、高田馬場駅との、乗換駅には、ならないだろうな。
だから、敢えて、高田馬場駅との乗換えは、断念し、南側の、早稲田大学の近くにしたのかもしれない。
西早稲田にあるわけでもないのに、駅名が、西早稲田駅、なのは、実は、早稲田大学を、意識しているためなのかも。
さらに言えば、地名から、戸山駅、としてしまうと、おそらく、過去、軍関係の施設があった、ということを、想起してしまうので、躊躇したのだろう。
本当は、どうだか、わからないが。
そういうわけで、とにかく、これで、池袋、新宿、渋谷の間に、もう一本、鉄道路線が、加わった、というわけだな。
そして、時代の流れが、少し、動いた、ということだ。
（2009年5月記）