総武線千葉駅（CHIBA CENTRAL TOWER）

南に伸びる大通りに入り、そのまま、南へ。
西側を、通りに沿うように、千葉モノレールの高架が通っている。
しばらく、南へ歩いていくと、通りの東側に、CHIBA CENTRAL TOWER。（工事中はこちら）
ここにも、セントラル、「中央」の名前。
千葉駅からは、かなり、離れているんだけど。
ただ、CHIBA CENTRAL TOWERが建っている場所から、西に行くと、京成電鉄の千葉中央駅がある。
最寄り駅が、千葉中央駅だから、セントラル、でも、いいわけだな。
といっても、やっぱり、現在の、千葉の街の外れであることには、違いない。
そういえば、この千葉中央駅は、さっき、訪れた、中央公園に、かつてあったという、京成電鉄の千葉中央駅が、移設したものなのだ。
なんとなく、千葉の街が、千葉駅から、全体的に、東南側に広がっているのは、そのためなのかも。
そして、さらに言えば、今の、京成電鉄の千葉中央駅には、昔、JRの本千葉駅、というのがあったらしい。
その、本千葉駅の方は、というと、もっと、南側へ、移動している。
こうして見ると、高度成長期、まるで、ドミノ倒しのように、千葉市街の主要駅は、次々と、移設していたわけだ。
もともと、今よりも、北東にあった、千葉の街が、南西側に、移動した、ということかな。
ひょっとしたら、昔の千葉の街は、房総半島よりも、成田方面を重視した、位置にあったのかもしれない。
はっきりとした理由は、わからないのだが。
とりあえず、街が移動して、取り残された場所には、こうして、高層住宅が建つものらしい、というのは、確かなことだけど。
（2009年5月記）