中央線御茶ノ水駅(御茶ノ水駅前の路地)

御茶ノ水駅前の路地

高田馬場駅から東西線飯田橋駅へ。
総武線に乗換え、御茶ノ水駅で下車。
御茶ノ水駅の改札は、東の端か、西の端、しかない。
東の端だと、聖橋、西の端だと、神保町の本屋街の方に出られる。
今回もそうだが、たいてい、いつもは、西の端から、降りることになっているが。
階段を登っていくと、改札口。
JRの御茶ノ水駅は、神田川の谷地の斜面にあるので、駅を出るには、階段を登ることになる。
改札を抜けると、駅前は、意外と、ごちゃごちゃした感じ。
駿河台、という丘の上、文京山の手の一画なのだが、ちょっと下町っぽいかな。
たぶん、北側に、深々と、谷を穿つ、神田川が、東西に横たわっているからだろう。
つまり、山の手とは、切り離されているのだ。
もっとも、学校が多いので、学生街になっている、ということもあるかもしれない。
そんな、御茶ノ水駅の南側、ごちゃごちゃした路地に、ちょっと、入ってみる。
薄暗い先に、懐かしい喫茶店があったな。今も、まだ、やっているみたいだ。
たしか、ずっと前、入って、フルーツの盛り合わせ、かなんか、頼んだように覚えている。この喫茶店の名物だったかな。
あと、もう、あまり覚えていないが、もう一軒、喫茶店に入った。2階にあったことだけ、記憶している。名前も、どこにあったかも、わからなくなっているけど。
御茶ノ水駅には、他に、レコード屋、楽器屋、そして、病院も多い。
だけど、やっぱり、喫茶店だな。学生街の喫茶店御茶ノ水には、関係ないけど、そんな流行り歌があったっけ。
でも、喫茶店に行くことは、今は、ないなあ。(いつも混んでるドトールぐらいなら行くが)
そういう路地を見かけても、足早に、通り過ぎるだけ。
そして、過ぎ去った、昔日は、思い出の中にあるだけだ。
(2009年5月記)