山手線新宿駅(青梅街道に伸びるペデストリアンデッキ)

青梅街道に伸びるペデストリアンデッキ

ロータリーの北側を、西へと歩いていく。
この真上、地上には、西口バスターミナルがある。
各所にある、階段を登れば、バス停だ。
便利なのだが、慣れていないと、どこに、何行きのバス停があるのか、ちょっと、見当がつかない。
さらに、西へと進む。ビルの地下、のような、奥まった場所に入る。
ここらへんは、まったく、わかりづらい。
うまくすれば、階段を上がると、ビックカメラに入れたりするんだけど。
そういえば、さっきの、ロータリーの場所から、北側へ、地下鉄丸ノ内線新宿駅を目指して行くと、東口への、地下通路に入れる。
このルートも、わからなかったな。
わかったときは、まるで、迷路が解けたような気分だったが。
ようやく、とあるビルに入り、階段を登っていくと、地上へ。
そして、高層ビル、新宿エルタワーの北側を、西へと歩いていく。
すぐに、幅広の、交通量の多い、青梅街道。
上空には、張り巡らされた、歩道橋があって、青梅街道の北側に、渡れるようになっている。
この、歩道橋は、実は、新宿エルタワー脇の、ペデストリアンデッキにつながっていて、さらに、駅近くの、ビックカメラにも、つながっている。
だから、駅前から、青梅街道の、北側まで、ペデストリアンデッキを歩いていけば、辿り着けることになっているのだ。
ただ、もともと、新宿駅自体が、そのペデストリアンデッキに、直結するようには、なっていないので、あまり、便利ではない。
ここで、ふと、気付いたのだが、新宿駅西口地下広場、というは、本来、ペデストリアンデッキになるべきだったのかもしれない。
つまり、地下だと、見通しが利かず、迷路になりやすいので、移動には向かない。
ペデストリアンデッキだと、遠くまで見通せるので、目的の場所まで、すんなりと、行けるのだ。
もっとも、たぶん、新宿駅西口地下広場が完成した、高度成長期には、そのような発想が、まったく、なかったのだろうな。
昔は、のんびりしていた、ということだ。せかせかと、目的地まで、急ぎ足で、歩いていく、なんて、考えられなかったのかも。
(2009年5月記)