南北線溜池山王駅(赤坂2丁目計画工事現場)

赤坂2丁目計画工事現場

高田馬場駅から東西線飯田橋駅で、南北線に乗り換える。
溜池山王駅で下車。
地上に出ると、どんよりとした、相変わらずの、曇り空。
もう、梅雨に入ったからなのだが。
でも、もっと、前から、悪天は、続いているように、思える。
今年の場合、どこから梅雨なのか、判然としないな。
いちおう、季節の区切り、ということもあるのだろう。
ただ、区切りがあろうが、なかろうが、曇天は、相変わらず、続くのだ。
そんな、空模様の中、外堀通りを渡って、通りの西側へ。
少し、南へ歩くと、国際赤坂ビルの南側に、赤坂2丁目計画の工事現場がある。
まだまだ、景気がよくないのに、と、奇特に思ってしまうが。
延期するのが、間に合わなかったのか、この先、景気が持ち直す、と読んでいるのか。着工した理由は、どちらなんだろうか。
どちらでも、かまわないけど、世の中が、わずかでも、活動していることが、わかって、ちょっと、ほっとしてしまう。
たぶん、外堀通りの、直下を、銀座線が通っているので、この工事中のビル、銀座線の溜池山王駅と、直結するのだろうな。
そういえば、例の、秋庭俊氏の地下伝説本に、この溜池山王駅のことも、載っていた。
たしか、南北線の方が、新しい路線なのに、浅いところを、走っている、ということだったかな。
ちょっと、うろ覚えになってしまっているが。
それはそれとしても、銀座線の溜池山王駅から、丸ノ内線の、国会議事堂駅前駅への、乗換えは、さすがに、妙だと、感じる。
赤坂見附駅で、乗換えてくれ、と、表示板が、でていたようにも、思うのだが。
だけど、そんな、謎や伝説。世の中、景気がいいときは、ある種の、エンターテインメント、なんだけど。
あまり、景気がよくないときだと、たんに、面倒くさい話になってしまうな。
今は、曇天の下、閉ざされていて、謎や伝説どころではないのだ。
(2009年6月記)