銀座線虎ノ門駅（桜田通り付近環状2号線工事現場）

実は、環状2号線再開発の北側に、先行して、グランスイート虎ノ門、という高層住宅だけは、完成している。
時間が、ちょっと、経っているので、今となっては、この高層住宅が、環状2号線再開発の一部だとは、思われていないかもしれないな。
どうでもいいことだろうけど。
そういうわけで、以前にも、この場所に、何度か、来たことはあるのだ。
ただ、更地が広がっていたことは、覚えているのだが、お店があったかどうかは、記憶にないなあ。
そういうものかもしれない。
西に歩いていくと、すぐに、南北に伸びる、桜田通り。
今のところ、更地が、広がっているのは、この、桜田通りまで、となっている。
とすると、環状2号線は、暫定的に、桜田通りあたりまで、開通させるのだろうか。あるいは、やはり、全通させるのか。それとも、どうせ、地下を通るので、地上は、そのままでいいのか。ちょっと、わからない。
あと、わからないのは、桜田通りや、日比谷通りなど、南北に伸びる、大通りとは、交差する地点で、行き来できるのだろうか。
何年か経てば、実際に、開通するので、わかることなんだが。
ところで、新橋から、こうして、環状2号線予定地を辿って、桜田通りまで、歩いてきたわけだが、桜田、という、名前が方々にあるのだ。
新橋近くの桜田公園、桜の名前を冠したビル、施設など。そして、かつて、愛宕通りを流れていたのは、桜川。さらに言えば、愛宕山は、江戸時代以前は、桜田山、という名前だった。
なぜかというと、かつての、桜田、という地名は、今の、虎ノ門から、東側一帯を指していたから、なのだろう。
ということは、マッカーサー道路と俗に呼ばれた、環状2号線、こちらの通りの方が、「桜田通り」の名前に、相応しいような気がするのだが。
もっとも、大昔の地名を、復活させる、というのも、無理やりかな。
（2009年6月記）