大江戸線赤羽橋駅(パークハビオ麻布タワー)

パークハビオ麻布タワー

実は、何年か前に、一度、芝丸山古墳には、来ている。
当たり前なのだが、特に、変わったこともないし、感慨もない。
やはり、こういう場所は、前もって、知識がないと、楽しめないのかな。
今度、来るときは、もう少し、知識を持っていこう。
たしか、前方後円墳らしい、ということだけは、わかっている。
とすると、「丸山」が、後円、なのだろう。だが、前方、つまり、四角い部分は、どうなってしまったのだろう。
さっぱり、わからない。
とりあえずは、太古の昔、この一帯には、巨大古墳を、作ることのできた、集落があったことは、確かだな。
もう少し詳しく、見るのは、次の機会ということにして、先を急ぐことにする。
大通りに出て、西へ。
しばらくすると、桜田通りとの交差点。北へ曲がり、桜田通りへ。そのまま、北へと歩いていく。
しばらく、歩いていくと、桜田通りの西側に、パークハビオ麻布タワー。(工事中はこちら
最近、竣工している。
まわりを見渡すと、いちおう、住所は、麻布なのだが、さっきの、麻布十番や、その他、麻布が付くところの地域に比べれば、もっとも、庶民的な場所に見える。
古川の流域の谷筋だから、少しは、下町っぽいのだろうか。
地形的には、そう見えるが、なぜなのか、はっきりとは、わからない。
ただ、毎年、秋、かかし祭り、というお祭りで、大いに、賑わうときく。
そうだとすると、下町っぽいところは、あるに違いない。
そのような下町には、高層ビルが建つ、というわけか。
そして、何十年も経てば、この真新しい建物も、古墳と同じように、景色に溶け込んで、なんだか、わからないものになるんだろうな。
(2009年6月記)