中央線武蔵小金井駅(工事中の武蔵小金井駅)

工事中の武蔵小金井駅

武蔵小金井駅南口の駅前広場から、駅舎を望む。
駅の高架化、といっても、上り線だけなので、駅舎の工事は、まだまだ、続いているわけだ。
完成すれば、駅が、きれいになる、というだけではなく、南口と北口の、分断がなくなるだろう。
そうなれば、どこの駅もそうなのだが、下町のような、場所が、飲み込まれてしまうに違いない。
武蔵小金井駅の場合、運転免許の更新ぐらいしか、行ったことはないので、よくわからないけど、駅南側が、閑静な住宅街で、北側が、ちょっと、下町っぽいような気がする。
下町、というと大袈裟だから、庶民的、と言った方がいいのかな。
それで、今回は、とりあえず、閑静な住宅街のある、南側に、高層住宅が建ったのかもしれない。
そして、徐々に、北側も、きれいに、整備され、昔の街並みや、商店街は、消えていくことになるのかな。
そうなっても、結局は、南口と北口の、分断が解消するのだから、いいといえば、いいのだろうけど。
分断というと、駅の東側に、南北に、小金井街道が伸びていて、有名な、開かずの踏切になっている。
ちょっと前まで、小金井街道は、クルマでよく通ったが、踏切を渡ったのは、一度しかないな。
その一度のときは、夜だったけど、しまったな、と思ったものだ。夜でも、まるで、通過できなかったからだ。
そういうときは、たいてい、西側の、新小金井街道で、中央線を、アンダーパスするんだけど。
中央線が高架化されていなかった頃は、かほどに、南口と北口には、高い壁があったわけだ。
その壁が、完全に、なくなるとすると、やはり、駅周辺の変化は、大きいのだろうな。
(2009年7月記)