横浜線相模原駅(相模原駅南口メインストリート)

相模原駅南口メインストリート

階段を上り、橋上駅舎のコンコースを抜けて、相模原駅の南口に出る。
北口とは、まったく違うな。
メインストリートが、南へ伸び、商店街は、扇状に広がっている。
駅前広場、その上には、ペデストリアンデッキ
典型的な、郊外の、駅前風景。本当に、全部、揃っている。
そんな相模原だが、昔、来たことはないので、どんな風に、変貌を遂げたのか、さっぱり、わからない。
新興の街、ということだけは、わかるけど。
そういえば、相模原駅のある、相模原市、もうじき、政令指定都市になるはずだった。
来年(2010年)の4月頃かな。
景気がよくないので、気のせいか、盛り上がっているようには、見えないが。
本来なら、政令指定都市への移行、米軍基地の敷地返還、小田急多摩線の延伸、と、大きな計画が、目白押しなはずだ。
その先端を切るのが、政令指定都市なわけだから、とても重要な画期なんだけど。
もっとも、そんなことで盛り上がるのは、所詮、バブル的な発想かな。
今は、そういう、拡大の時代ではない。
コンパクトシティの時代、そういうことかも。
コンパクトシティ政令指定都市、どういう、関係があるのかわからないが。
ただ、政令指定都市が誕生したからといって、新たに自立した、巨大都市が、生まれる、ということは、もうないはずだ。
以前、すなわち、拡大の時代、都心にたいして、郊外は、ひたすら、際限もなく、広がっていれば、よかった。
だが、今は、その、広がり過ぎた街は、衰退し、閑散とした街になっている。
だから、そんな街に、中心になる都市を設け、コンパクトにしよう、ということだ。
政令指定都市への移行というのは、そういうことだな。
ということで、特に、盛り上がらず、地味でいいかな。
なんか、わかったような、わからないような、感じだけど。
(2009年7月記)