小田急線相模大野駅(パークスクエア相模大野)

パークスクエア相模大野

町田駅小田急線に乗る。
次の、相模大野駅で下車。
また、神奈川県に入ったわけだが、あんまり、雰囲気に違いはないな。
距離も、たいして、離れていないので、当たり前だ。
だが、いつも、相模大野に来るたび、思うのだが、町田から、すぐに、相模大野駅に着いてしまい、意外に感じてしまう。もっともっと、離れているような気がするのだ。
ということは、やはり、町田と相模大野の間には、境界線があるのだろうか。
実際、県境があるわけだが。
たぶん、そういう感じは、地域的な違いがある、ということから生ずるわけではないのかも。
つまり、町田、という大きな街の、すぐ隣に、近接して、また、独立した、街がある、というのが、ちょっと、不思議な感じがする、ということだ。
そうはいっても、町田も相模大野も、現にあるのだから、仕方ないけど。
相模大野駅南口に出る。
街中に入り、細い道を、南へ。
やがて、目の前に、パークスクエア相模大野が現れる。(工事中はこちら
最近、完成した、巨大な高層住宅だ。
巨大だけど、すごく、平べったい建物。まるで、壁のような感じ。
ひょっとしたら、すぐ近くを通る、交通量の多い幹線道路、16号線の遮蔽物、つまり、壁になっているのかもしれない。
さらに、いちおう、最近、多い、駅近くの高層住宅でもあるだろう。
ただ、微妙に、駅からは、離れている。駅前というよりも、住宅地みたいな場所だ。
バブルの頃なら、それでも、駅前商業地が、拡大してくる、という期待は、あったに違いない。
でも、今となっては、将来的に、ここまで、駅前の商業地が、広がってくるとは、思えないし。
本当は、もっと、駅に近い場所の方が、よかっただろうな。
駅近くに、集まれば、コンパクトシティ、ということになる。
とすると、おそらく、駅から、このぐらいの距離でも、高層住宅は、パークスクエア相模大野が、最後かもしれないな。
もう、拡大の時代ではないのだから。
(2009年7月記)