西武新宿線東村山駅(東村山駅西口から「トトロの森」への入口)

東村山駅西口から「トトロの森」への入

駅前広場から、少し、西へ行くと、北へ、細い道が、伸びている。
自分では、この細い道、勝手に、「トトロの森」への道、と思っているが。
といっても、実は、今回、初めて、歩くのだけど。
ただ、西武新宿線で、東村山駅から所沢駅へ向かうとき、西側を見ると、森と田園が、車窓に広がり、まさに、「となりのトトロ」の作品世界を、思い起こさせる。
その、森と田園地帯を通っているので、「トトロの森」への道、というわけだ。
もっとも、一般的に、「トトロの森」、というと、もっと、北西側の、丘陵地一帯を、指すようだが。
森、ということなら、やはり、丘陵地の方が、相応しいかな。
でも、「となりのトトロ」の舞台は、田園であり、森があったとしても、深い森ではなく、里山、雑木林、なのではないかな。
だから、やはり、「となりのトトロ」、というと、こちらの方が、しっくりする。
なんて、書いていると、この作品に、詳しいのかと、思われそうだが、実は、あまり見ていないのだ。ジブリのアニメ全般に対しても、熱心なファンではないな。
たしか、「となりのトトロ」は、公開された後、しばらく経ってから、子供向けのアニメだけど、実は、凄い作品だ、という評判がたって、それで、レンタル屋で借りて、なるほど、凄いなあ、と思った程度。
その後は、ずっと忘れていた。
今回、東村山を訪れるにあたって、この作品を、予習として、改めて、念入りに、見ている。
ところで、「となりのトトロ」の監督は、宮崎駿なわけだが、宮崎駿の作品で、思い入れがあるとすると、「未来少年コナン」と「ルパン三世カリオストロの城」だ。
思い出深いけど、どちらも、楽しく、十分に、心惹きつけられるものの、結局、何だったのか、よく、わからない。
特に、「ルパン三世カリオストロの城」には、いろいろ、伏線らしきシーン、が出てくるのに、唐突に終わっているように、感じてしまう。
なぜだろうか。
そういったことなども含めて、「となりのトトロ」について、いろいろ、考えながら、進んでいこう。
「トトロの森」へ、出発。
(2009年8月記)