市川市須和田(須和田付近外郭環状道路工事現場)

須和田付近外郭環状道路工事現場

下総国分寺の東側あたりには、北千葉道路とのジャンクションとは、それほど、離れてはいないものの、市川北インターチェンジができる予定だ。
インターチェンジと接続するのは、東に伸びる、県道264号線。
県道264号線は、その予定地あたりで、南側に曲がり、市川方面にも、伸びているので、市川北インターチェンジが、完成すると、そちらからも、クルマが、集まってくるかもしれない。
そうなると、環境は、様変わりするだろうな。
太古の昔からの風景となっている、葦原も、姿を消してしまうのだろう。
そんな、湿地帯なのだが、以前、下総国分寺を訪れる、ちょっと前に、こちらにも、来ている。
下総国分寺が、春の頃だったが、湿地帯の方は、冬だったかな。
冬枯れの中、どこまでも、広がる、枯草の眺めは、とても、印象的だった。
今から考えると、そのように、湿地帯が、残っていたのは、外郭環状道路の予定地だったからかもしれない。
たぶん、そうなんだろう。
ただ、外郭環状道路の工事現場は、フェンスで囲われてるのだが、南に歩いていくと、そのフェンスは、なくなってしまう。
国分の南側、須和田、という地域だ。
住宅地なんだろうけど、農村地帯、といってもいいくらい。
このような、長閑な、光景を見ていると、将来、ここに、高速道路が、通るなんて、信じられなくなる。
ひょっとしたら、市川北インターチェンジまで、暫定的に、開通させるのかな。
もし、そうなるなら、市川北インターチェンジから先は、地下に変更しても、いいんじゃないかな。
今更、無理だろうが。
でも、このような、長閑な光景の中、歩いていると、そんな空想も、したくなってしまう。
(2009年8月記)