山手線新大久保駅(高田馬場に至る山手線側道)

高田馬場に至る山手線側道

山手線の東側に沿う道路を、北へと、歩いていく。
通りは、広々としていて、緑の並木が美しい。
とても、大久保とは、思えない光景だな。
まるで、どこか、郊外の、ニュータウン。そんな感じがする。
ちなみに、さっきの陸橋は、そよかぜ橋、という、名前なのだが。
なんで、大久保で、そんな、爽やかな名前なんだろうかと、もし、疑問に思ったら、この通りに来ればいい。その名前に納得することだろう。
ところで、通りが開通したのは、けっこう、最近のことなんだけど、いったい、いつだったか、もう、忘れてしまったな。
たしか、高田馬場の南側を、東西に伸びる大通りから、延伸し始めたのだが、二段階に分けて、伸びたような気がする。
どうだったか、はっきりとは、覚えていない。
最近といっても、二、三年前、というわけではないから、仕方がないかな。
ということで、徐々に、高田馬場から、きれいに整備された、大通りが、伸びてきているわけだ。
いずれ、さらに、延伸して、大久保を縦断し、歌舞伎町に達することだろう。
とすると、この、ニュータウンのような、雰囲気も、大久保に流れ込んでいくんだろうか。
たぶん、そうなるに違いない。
現在のような、混沌に育まれた、多国籍タウンも、その雰囲気に飲み込まれるのかな。
ひょっとしたら、そういうことが、折り込み済みだから、コリアタウン、多国籍タウン、という風に、テーマパーク化しているのかも。
本当にそうなら、いいんだけど。
(2009年8月記)