りんかい線東京テレポート駅(ヴィーナスフォート)

ヴィーナスフォート

青海地区北側R区画プロジェクト予定地の、南北に伸びる、大通りを挟んで、東側には、商業施設、ヴィーナスフォートがある。
臨海副都心においては、代表的な、人気スポットであるらしい。
そんな、賑やかな施設なのだが、オープンしたのは、バブルが崩壊した後の、失われた10年の頃だ。
本当は、バブルが続いていれば、この場所には、高層ビルが、林のごとく、建つはずだったのだが、そのような壮大な計画は、バブル崩壊とともに、頓挫。
代わりに、窮余の策として、商業施設が、作られた。それが、ヴィーナスフォート、というわけ。
でも、それが、当たったのだから、時代の流れとは、面白い。
おそらく、臨海副都心が、近場リゾート地、になったからかな。
リゾート地に、所業施設、というのは、それまで、なかったので、当たったのかも。
今では、観光地やリゾート地に、アウトレットが、設置されていて、商業施設があるのは、ごく、普通のことだけど。
とすると、ひょっとしたら、ヴィーナスフォートは、今、あちこちにある、観光地アウトレットの先駆けになったのかもしれない。
だから、どうだ、ということもないんだけど。
そんな、ヴィーナスフォートなのだが、近々、撤去されて、再開発されるらしい。
やはり、ここは、近場リゾート地、という以前に、臨海副都心、というわけかな。
(2009年8月記)