東急池上線大崎広小路駅(大崎広小路駅付近池上線高架下)

大崎広小路駅付近池上線高架下

拡幅予定地が、片側に広がる、山手通りを、北へ歩く。
すぐに、橋上駅舎となっている、大崎広小路駅
そこらから先は、拡幅が、完了しているらしい。
ただ、道幅が、急に、半分になっているので、なんか、中途半端な感じだが。
ところで、なんで、このように、道幅を広げているのか、というと、地下に、高速道路、首都高中央環状線が、通るかららしい。
もっとも、地下を通るはずの、高速道路が、幅広なわけではないので、直接は、関係ないような気がする。
おそらく、最初は、高架にする予定で、高架にするからには、万が一、倒壊することを想定しなければならず、その被害を少なくさせるため、高架下の道幅を、拡幅することにしたのだろう。
ただ、途中で、高架は断念、ということになったのだが、山手通りの拡幅計画だけは、そのまま、一人歩きして、着々と、実現されていったのかな。
本当は、どうだか、わからないけど。
はっきりしているのは、拡幅されたおかげで、街並みが、きれいに、整備されてきた、ということだ。
大崎広小路駅周辺も、もちろん、例外ではない。
その整備の、一環なのだろうか、山手通りの東側、高架下あたりには、下町のような、お店が、軒を連ねていたと思うのだが、今、見てみると、工事中となっている。
どう考えても、工事が完了した後、お店が、再開されるようには、思えない。
山手通りの拡幅の、どさくさに紛れて、古いものは、処分されてしまうのかも。
こうしたことは、昔から、繰り返されてきたのだろうか。
そして、再び、新しい街が生まれ、その街も、古びていくに違いない。
(2009年9月記)