南北線永田町駅(永田町から赤坂見附交差点を望む)

永田町から赤坂見附交差点を望む

高田馬場駅から東西線
飯田橋駅で、南北線に乗り換える。
永田町駅で下車。
飯田橋駅から永田町駅までなら、有楽町線でも、行けるのだが。
ただ、どちらが、早くて、どちらが、便利か、などと、比べるほどの、距離ではないので、どうでもいいんだけど。
敢えて言えば、飯田橋駅では、南北線の方が、入った改札に、近く、永田町駅では、やはり、南北線の方が、赤坂に、近い。
そういうわけで、何の気なしに、南北線に乗ったのかな。
ちなみに、四ッ谷駅までなら、JR総武線が、同じ路線。
市ヶ谷駅までなら、南北線有楽町線JR総武線が、同じ区間を、走っている。
都心ならではの、稠密ぶりだ。
もっとも、飯田橋駅市ヶ谷駅間に、路線が、重複しているというのは、いろいろな偶然もあると思う。
改札を抜け、上へ上へと、登り、赤坂見附跡のある、高台に出る。
見附は、見張台のことなので、高台にあるのは、当然なのだが、地下を走っている、地下鉄の駅から、地上に出ると、いきなり、高台、というのも、妙なものだ。
たぶん、すでに、半蔵門線有楽町線のホームができていたので、構造上、変な場所に、入口が設置されたのかもしれない。
たしか、南北線ができる前は、この、入口は、なかったように、記憶している。
すぐ南側には、東西に伸びる、青山通り
歩道橋に上がって、赤坂見附交差点の方を、見てみる。
青山通り、そして、立体交差のための高架橋、さらに、首都高の高架も加わり、気圧されそうな感じだ。
地下深くも、稠密なら、地上も、その上空も、密集している。
この密集ぶり、偶然ではなく、永田町が近いからかな。
たぶん、そうだろう。
(2009年10月記)