田園都市線三軒茶屋駅(246号線近く 蛇崩川緑道)

246号線近く 蛇崩川緑道

246号線を、三軒茶屋方面に、戻る。
しばらくすると、通りに、直交するように、伸びている、緑道。
かつては、小川が、流れていたのだろうと、容易に、見て取れる。
実際、この緑道には、蛇崩川、という小川が、流れていたのだ。
なにか、とても、妙な、名前に見えるが、この場所だけにあるわけではない。
蛇崩とは、地滑り、のことをいうので、地名としては、あちこちにある。
最初は、砂崩れ(さくずれ)、だったのかな。ちょっと、わからないが。
ちなみに、この、蛇崩川は、中目黒で、目黒川に合流していたわけだが、その少し手前に、かつて、蛇崩、なる地名があったようだ。
今も、商店街(ひょっとしたら、今は、別の名前になっているかもしれない)や、交差点の名前として、残っている。
後で、時間があれば、どんなところか、見てみようと思うけど。
たぶん、蛇崩という場所は、かつての、地滑り地帯だったわけで、その地名を、残すと、不動産価値が、極端に、下がるのだろう。それで、地名が、なくなってしまったのではないかな。
そういえば、東急東横線中目黒駅の南側を、西へ、歩いたことがあるのだが。
長く、続く、上り坂だったと、記憶している。
もっとも、中目黒が、かつての、蛇崩だったわけではない。念のために。
さて、今回は、蛇崩川を遡って、源流を、探ってみようと思う。
蛇崩川緑道に入り、北西へ。
たちまち、246号線沿いの、喧騒は、ウソのように、消えて、閑静な、住宅街。
やはり、大通り沿いの、下町は、通りに面した、ごく狭い部分だけだ。
細長い下町、というわけだな。
どこも、同じだ。
(2009年10月記)