弦巻三丁目(弦巻神社)

弦巻神社

蛇崩川緑道を北西へと、歩いていく。
しばらくすると、緑道の南側に、弦巻神社。
創建は、いつか、わからない。それほどの、古社ではないことは、確かだろうけど。
おそらく、関東平野の至る所と同じく、ここら一帯も、鎌倉時代室町時代に、開拓が、始まったであろうから、創建は、その頃かな。
具体的には、世田谷に、吉良氏が、進出したとき。
その頃は、南北に伸びる、二つの鎌倉街道に挟まれた、この場所は、取り残された、まだ、開拓が及んでいない土地だったのだろう。
弦巻神社以外、その他の寺院の創建も、だいたい、同じぐらいの時期となっている。
ただ、ちょっと小高くなっているところを見ると、それ以前に、何かが、あったかもしれない。
つまり、もともとの住民か、最初の入植者の、祭祀の場だった、可能性もある。
今となっては、まったく、わからないが。
ちょうど、蛇崩川の合流地点、というのも、特別な場所、という感じがするし。
開拓される前は、畑地など、なかっただろうから、やはり、放牧地、だったのかな。
でも、東側の、駒場や、上馬、下馬、駒繁神社などからは、かなり、離れている。
とすると、もともとの住民だろうか。
古墳や、縄文時代弥生時代の遺跡が、どういう風になっているのか、下調べしていないので、想像もできない。
弦巻神社の境内か、近くに、古墳か古い塚があれば、間違いないのだけど。
こちらも、時間があれば、後で調べてみよう。
宿題が増えていくな。
(2009年10月記)