上用賀二丁目(馬事公苑 馬術競技)

馬事公苑 馬術競技

延々と歩き続け、やっと、馬事公苑の西側へ辿り着く。
今度は、馬事公苑に沿って、北へ。
もはや、見た目にも、完全に、西側への下り勾配だ。
この下り勾配、ちょっと、離れているが、仙川や、野川への、谷地の斜面なのかな。
そういうわけで、馬事公苑の池は、蛇崩川の源泉ではないと、はっきり、悟ったのだが、せっかくなので、とにかく、馬事公苑を目指す。
かなり歩いて、北側へ。入口は、いっかな、見つからない。
ひょっとして、実は、かなり、遠回りしているのかも。
東へ曲がり、そのまま、東へと、さらに、歩き続ける。
ようやく、閑静な住宅街、という雰囲気から、テーマパークによくあるような、お祭り的な、賑やかな感じの場所。やっと、入口に着いたようだ。
入口が、馬事公苑の東側だったら、ぐるっと、一周、回ることになってしまうところだったな。
広い門を、通って、苑内に入る。入場料は、特に、設定されていない。
中は、広々としていて、緑も多く、飲食店などもあり、馬についての、テーマパークといったところ。
こんな場所が、あるとは、思わなかった。
一画では、馬術競技も開催されていて、大勢の観客が、見入っている。
自分は、馬に関して、まったく興味もないし、知識もない。まして、馬術競技なんて、テレビでも、見たことなかったけど、こうして、観戦していると、なかなか、楽しいものだ。迫力もあるし。
そのとき、ふと、太古の昔、ここからは、ちょっと、東側になるが、近くに、広大な、放牧場があったことを、思い出した。
そういうことに因んで、馬事公苑が、あるわけでもなく、偶然なのだろうけど、何か、できすぎのような気がしてしまう。
(2009年10月記)