総武線飯田橋駅(神楽坂の商店街)

神楽坂の商店街

牛込橋を渡ると、外堀通りとの交差点。
その先からは、神楽坂通りだ。
早稲田通りの続きなので、そのまま、早稲田通りのような気もするが、いちおう、神楽坂通りとなっている。
もっとも、それ以前に、通りというよりは、商店街なんだけど。
そんな、神楽坂を、上っていく。
両脇には、下町らしい、お店が並んでいる、と思いきや、けっこう、おしゃれなお店が、多い。
ただ、流行の先端、というわけでもなく、老舗っぽい、お店もあって、むしろ、全体的には、閑静な感じだ。
あえて言えば、日本橋と、日暮里の山の手の商店街を、足して、二で割った、というところか。
近くに、山の手があるので、そういう、客筋の商店街なのだろう。
また、神楽坂といえば、芸者さん。芸者さん、といえば、料亭。ということで、料亭街でもある。今は、昔ほど、盛んではないのだろうけど。
ところで、神楽坂の名前の、由来についてだが、たぶん、まわりに、神社も多いわけで、その、どこか、あるいは、特定の神社を、指しているわけでもなく、それらの、神社で、催される、神楽、からきているのだろう。
そうには違いないのだけど、ただ、自分としては、神楽坂の神楽、というと、どうしても、芸者さんの舞う、日本舞踏を、思い浮かべてしまうのだ。
料亭の街の雰囲気が、定着しているからかな。
さらに、坂を、上っていく。
(2009年10月記)