東西線神楽坂駅(神楽坂 円福寺)

神楽坂 円福寺

神楽坂を上りきると、大久保通りとの交差点。
さらに、北西に進み、途中、南西方向へ。住宅街の路地に入っていく。
朝日坂という細い通りだ。
歩いていると、通り沿いには、寺院が、実に、多い。
一帯は、寺町になっているのかな。
この、朝日坂、という名前も、泉蔵院という寺院の境内にあった、朝日天神が、由来らしい。
ただ、その、ほとんどの寺院は、江戸時代、この地に、創建されたり、別の場所から、移されたものだ。
おそらく、江戸城の外濠のすぐ外側、高台を占めている場所なので、寺町を配し、いざとなった場合の、防衛ラインにするためだったのだろう。
だからだろうか、江戸時代が終わると、その後、どこかに、移転してしまった寺院は、少なくない。
泉蔵院も、朝日天神も、今は、どこかへ、行ってしまっている。
そんな朝日坂の緩い坂を上っていくと、通りの北側に、円福寺
もっとも、特に、この寺院に、興味があったわけではない。
カメラに収めたのは、ただの、偶然。
寺町らしさを、記録しておきたかったので、撮ったのだろう。
ちなみに、円福寺は、江戸時代直前に、創建されている。
この地に創建されたのか、別の地に創建されて後、この地に、移ってきたのか、ちょっと、わからないが。
このように、多くの寺院があるためか、とても、静かになっている住宅街を、さらに、歩いていく。
(2009年10月記)